CSSとは?

CSSとはカスケード・スタイル・シートの頭文字をとったもので、優先順位(カスケード※上から順番に書く)の形(スタイル)を持つ、文書(シート)という意味で、そのネーミング自体はあまり意味を持ちません。

HTMLをレイアウトするために書かれる命令文であると理解しておけば十分です。

書き方は、覚え方にもよりますが、日本語の構造によく似ているので、日本人なら誰でも簡単に理解できると思います。
また、命令文は、ほとんどの場合、単純な英語単語と、単位や表示方法や位置などの情報とセットで使います。

日本語とよく似てる?

たとえば、width:24px;という命令ですが、「:」を「は」と読み、「;」です。と呼んでみましょう。
widthは、24pxです。
ほら?似ているでしょ?

widthは、ウィズ(私はワイズと読んでますけどw)ひろさ、はば、などという意味で。
広さは、24ピクセルです。
と宣言するだけで、横幅を24ピクセルで表示してくれるわけです。

順番に書いて実行させることをプログラムと呼ぶ

こんなものを書いて、HTMLで書かかれたタグを、自分の好きな位置に配置したり、色や大きさや形を命令するわけです。
そして、基本的には、同じ命令文でも、後で書いた方が優勢順位が高いため、前にした命令は、打ち消されますので、カスケードと呼ばれている訳です。

javascriptもそうですが、順番が書かれているもの(手順書)をプログラムと呼びます。ですから、スタイルシートもプログラムです。
演奏会とか、学芸会とかのプログラムと同じ意味です。

多くのネット上では、CSSは『プログラミング言語ではない』と書いていますが、そんなことは、どちらでもよいです。
プログラミング言語(プログラム言語)の定義を見れば明らかで、人が、コンピュータが理解できるように書くための言葉。
誰かが、プログラミング言語ではないと言ったとしても、これは正真正銘『プログラム』で間違いはありません。
まぁ、プログラム言語であるかを議論するのは不毛です。

少なくても、あなたが命令した文章を正しく書くだけで、コンピュータが理解し、ブラウザに正しく表示してくれる。
それだけが、分かっていれば、問題は全くありません!