プログラムとは手順書の事

ここで扱うのはjavascriptというプログラム言語ですが、ここではjQueryというものを中心に扱います。
プログラマーと呼ばれる人たちが、何かすごい技術を持った人たちのように感じるのかもしれませんが、そんなことないです。
演奏会のプログラムのように、実行する手順を書いているだけで、その書き方を理解してしまえば、小学生でも理解できる、非常にシンプルな言語です。

学校で実施する学芸会だったとすれば

  1. 1年生の合唱
  2. 2年生の演奏
  3. 3年生の演劇


とスケジュールを書くようなものです。

javascriptの場合は、学校の学芸会のプログラムではなくて、主にブラウザに表示されるHTMLに対し、様々な命令をしたり、HTMLそのものを書いたりできる種類の言語なだけです。最近は、jQueryを古いから使わないという人もいるようですが、いまだに、ブラウザ上で動作させるプログラムは、ほとんどがjavascriptで書かれています。

ちなみに、真っ白な、HTML(<body>から</body>)まで何も書かれていないHTMLが仮にあったとしても、そこに、HTMLを書かせてしまい、ページの内容を表示させることが出来てしまいます。そのような時、ブラウザ上で右クリックして『ソースコードを見る』を選択しても、タグは何も書かれていないことが確認できます。

どこに対して何をアプローチするのかを理解すると、プログラムは身近になる

Javascriptについて、解説されている情報には、それが何に対して、どのようにアプローチしているのか?
ということを、説明してくれているものをあまり見かけません。仮に書いてあった場合でも、これは最低限知ってるよね?ということが前提になっており、専門用語で、書かれていることが多く、初心者の人は対称にしていない場合も多いです。(解説をしている人が、その根本原理を理解せずに、どこかのサイトを参考にリライトしていることも多いように見受けられます)

最初に書いた通り、プログラムは、手順書です。
ですから、実行する順番を指示する先が、何に対してアプローチしているのかを知らなければ、毎回、調べるか、覚えるしかありません。
このブラウザー上でHTMLを構成するタグ(DOM)がブラウザ上でどれだけの情報を、持ち運んでいるのかを、最初に知っていれば、javascriptは、もっとずっと身近に感じられるようになるはずです。とにかく、命令文は、動作の手順が書かれている手順書でしかないということです。

そのくらいの軽い気持ちで、javascriptを勉強しましょう!